未来への取り組み

ザネラートのクラフツマンシップは、人的なリソースと自然環境の資源、両方への配慮に基づいています。
たとえば、シグネチャーレザーであるPURA®(プーラ)。
デザイナー兼CEOのフランコ・ザネラートは、PURA®がブランドのサステイナビリティの要であると語ります。

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「PURA®の開発にあたっては、従来の金属由来の方法ではなく、食品を原料とする特殊な原料を使ったタンニング法を、専門の研究機関と共に開発しました。2015年には、PURA®および同レザーを使ったバッグPOSTINA(ポスティーナ)は300種類にものぼる有害物質に関する厳しいチェックをクリアし、繊維やプロダクトに関する世界的な認証「エコテックス®」を獲得しています。

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さらに2020年春夏シーズンからはパッケージデザインを一新。素材には、環境に優しく、リサイクル可能なFSC(Forest Stewardship Council®)の商標認証済みの再生紙を採用。カラーもナチュラルなクリームをベースに、よりラグジュアリーに生まれ変わりました。」

フランコの熱い想いは、次世代の職人の育成および伝統の継承にも注がれています。
主に10代から20代のレザー職人を志す若者たちを募った、独自の有償インターンシップ制度がその一例です。

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「具体的には、イタリア・ヴィチェンツァ、キャンポにあるジョヴァンニ・フォンタナ職業専門学校(VI)で学びながら、ザネラートのアトリエで先輩職人たちと共に働く機会を提供しています。6年前にスタートしたプロジェクトで、参加者のバックグラウンドは様々。ヨーロッパ各国はもちろん、インドなどアジアからやってきた職人の卵たちもいます。彼らのおかげでザネラートのアトリエはいつも活気に満ち、マルチカルチュラルな雰囲気が漂っているのです。この試みによりフォーカスするのは、”メイド・イン・イタリー”、つまり私たちが大事にするハンドメイドのスピリットと技術の継承です。そして長い歴史に培われたイタリアの職人技術を世界へ普及させるという意味でも、有意義なことであると実感しています。」

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さらに、特筆するべきチャレンジがもう一つ。
子どもたちの遊びから始まった「Pure Happinessプロジェクト」です。

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「ベースにあるのは、子供たちの創造力を解放させるというミッションです。彼らのひらめきは、世界で一番純真でクリエイティブ。まるで魔法のような力を持っていますからね。同プロジェクトは、難病を抱える6歳~17歳の子供たちに、家族も参加できる無償のレクリエーション療法を提供する非営利団体Dynamo Camp(ダイナモキャンプ)と、俳優の故ポール・ニューマンが設立した国際的キャンプ団体Serious Fun Children’s Network(シリアスファン)との協力のもと実現しました」

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ミラノ工科大学の大学院であるPOLI.design(ポリ・デザイン)、ストラテジックデザインの修士課程で学ぶ国際学生たちのアイデアにより、プロダクトの製造過程で生じた10,000枚以上のPURA®レザーの端切れを再利用。子供たちはグループに分かれ、モザイク画の手法で100 x 150cmサイズの特大キャンバスにコラージュを施しました。そこからデザインをおこしたパターンを裏地にあしらい、10個のポスティーナが出来上がる、という流れ。完成品は2019年11月14日にロンドンで開催された、シリアスファン主催のチャリティーオークションに出品されたほか、ミラノのザネラートのショールームで開催されたイベントでも販売。売上収入は全額ダイナモキャンプおよびシリアスファンがヨーロッパ各地で運営するキャンプに寄付されました。

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「『Pure Happinessプロジェクト』は“メイド・イン・イタリー”のバッグを作るという活気的な試みであるだけでなく、ザネラートのブランドロジックである「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」を反映しています。自然に配慮した製法で作られたPURA®レザーを使用し、子供たちと共に、皮革の端切れの再利用というサステイナブルな方法で、Happiness(幸せ)という名のバッグを生み出す。この取り組みは、私たちのフィロソフィと、ブランドとしての姿勢を象徴していると言えるでしょう」

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